040125 ランダム
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みちしるべのないみち

みちしるべのないみち

いろは

いろはって諸行無常な歌なんです。知ってた?(笑)




いろはにほへと ちりぬるを    (色は匂へど 散りぬるを)  
     香りたつほどに美しく咲き誇る花も、やがて散ってしまう。

わかよたれそ つねならむ     (我が世誰そ 常ならむ)
     私たちの命も、永遠のものではない。

うゐのおくやま けふこえて    (有為の奥山 今日越えて)
     この無常の奥山を 今日乗り越えて

あさきゆめみし ゑひもせすん   (浅き夢見じ 酔ひもせず)
     もはや儚い夢に酔いしれることもなく 安らかな心境だ。




ところで、いろは歌を創ったのは...柿本人麻呂...っていう説があります。
その人麻呂、百人一首に歌を残しています。


あしひきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝ん
     山鳥のしだり尾のように長い夜を一人で寝るんだなぁ。


季節は秋かな?秋の夜長って言うし。まぁ淋しい歌ですね。
あんまり淋しいので歌の季節から大きくずれた今日の桜を一枚。

   名残りの花

やがては無常に散ってしまうのに、名残り惜しそうに今日も咲いていた桜の花。
余計に淋しくなりますね。(笑)




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